今回は、添田祥平選手(スポーツウエルネス・2年)のブログになります!
昨年は怪我に悩まされた1年となりましたが、地道な練習を続けてきました。
その努力を今年こそ実を結ばせ、多くのレースで活躍してくれることでしょう!
添田選手のブログをぜひご覧ください!
こんにちは。スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科2年の添田祥平です。
立教大学に入学してから1年が経ち、2年生としての新たなスタートを切りました。昨年11月、初めてこのブログを通じて自分の思いを発信しましたが、今回はこの1年間で経験したこと、そして今の気持ちについて、率直に綴りたいと思います。
昨年、ブログを書いた時期に体調を崩し、喘息を発症しました。それに加えてアキレス腱の故障にも悩まされ、長期間にわたり思うように走ることができませんでした。立ち上げもうまくいかず、気づけば約半年もの間、競技から遠ざかる日々が続きました。この期間は、自分にとって非常に苦しいものでした。何のために陸上を続けているのか分からなくなることもあり、目標に向かって努力を続ける仲間の姿を横目に、自分は何もできていないという現実に悩むことが多くありました。今思い返すと大学生になった今の自由な環境に沢山逃げ出したり前を向けていなかったと思います。それでも、競技をやめようとは思いませんでした。正確に言えば「やめる」という選択肢が、簡単には取れませんでした。自分を応援してくれている人たちの存在が常に心の中にあって、苦しくても、「もう少しだけ頑張ってみよう」と思わせてくれました。
箱根駅伝という舞台の裏側には学費や寮費、食費、治療費などが多くかかります。立教大学を選択するにあたって金銭面といった負担を両親にはかけてしまっています。考えすぎかも知れませんが、それに見合った結果を出す事が僕の最大の恩返しだと思っているのでやるからにはしっかりと頑張っていきたいと思います。
今はようやく、2ヶ月ほど練習を継続して取り組めるようになりました。まだ状態も完璧とは言える状態ではなく本格的な強度までは上げていませんが、夏合宿までにはトラックレースを1.2本走り、夏合宿から本格的に走り込んで、その後のチームのレースで戦えるような準備を進めていきたいと思います。この1年間で、自分の弱さと向き合う時間がたくさんありました。だからこそ、「自分を知ること」「自分に必要なこと」を改めて考えることができたと思います。この期間も無駄ではなかったと信じて、ここからまた前に進んでいきたいと思います。
今後とも、立教大学駅伝部への温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。