今回は細川佳哉選手(異文化コミュニケーション・2年)のブログです。立教新座高校出身の細川選手は、今も変わらず高校時代から親しんだグラウンドで日々練習に励んでいます。怪我で思うような走りができない時期もありましたが、少しずつ本来の走りを取り戻しつつあります。苦しい時期を乗り越えた今だからこそ見せられる走りに、ぜひご注目ください!
日頃より立教大学駅伝チームに対するご支援、ご声援ありがとうございます。異文化コミュニケーション学部異文化コミュニケーション学科2年の細川佳哉です。今回で2回目のブログ執筆であり、前回は自己紹介をしましたので今回は私が所属する異文化コミュニケーション学部について書こうと思います。珍しい名前の学部なのでどんなことをしているのかを知っていただき、また立教大学陸上部へ一般受験で入りたいと考えている人の参考にもなれば幸いです。
異文化コミュニケーション学部は、その名前の通り「異文化」について学ぶ学部です。英語や第二外国語の授業が多く、1年生のうちから英語で行われる必修科目もあります。また、第二外国語の授業も他学部より多い週3回に設定されています。周りには優秀な人が多く、ついていくのが大変でした。そして今でもなんとか食らいついて頑張っています。
この学部の1年生にとって大きなイベントが、英語力を測る「IELTS」試験です。スコアによって留学先が決まるため、みんな真剣に取り組んでいました。しかし、この試験、本当に難しいです。初めてのリスニングでは何も聴き取れず、周囲の鉛筆の音だけが聞こえる、あの絶望的な感覚は今でも忘れられません。しかも、筆記とスピーキングが午前・午後に分かれていて、1回受けるだけで丸一日かかります。私はこれのせいで日曜日が2回と帰省期間がつぶれました。とはいえ、しっかり対策をすれば必ず結果は出ます。準備が大切です。
ここまで英語を重視しているので、英語力の成長は実感できます。私は高校生の頃英語が一番苦手だったのですが、今では英語が得意科目だと胸を張って言えます。半ば強制的に英語力が鍛えられるので、「将来英語が話せるようになりたい!」という人にはおすすめの学部です(ちょっと忙しいですが)。
さて、ここまで学部の紹介ばかりだったので、最後に「部活動との両立」という視点から私の実体験をお話しします。部活やアルバイトなど、課外活動と学業を両立したい人の参考になれば幸いです。
「勉強と部活動の両立」と言いましたが、両立できていたかというと微妙だなというのが正直なところです。私の1年目の陸上シーズンは故障ばかりでした。4月と5月は頻繁に足を痛め、ようやくついていけるようになってきたと思った7月には疲労骨折をしてしまいました。授業の課題も多く、練習量も増えたことで、体がついていかなかったのだと思います。
一方で、勉強面は順調でした。最初は壊滅的だったIELTSも、半年間コツコツと勉強を続けた結果、目標スコアを達成できました。たまに同期から聞かれるのですが、私が思う英語上達のコツは「基本的な文法知識」と「単語力」だと思っています。この2つさえしっかり押さえれば、あとは何とかなります。私は通学の電車内でずっと単語帳を開き、単語力を強化しました。文法は授業や課題で自然と確認できるので、そこまで苦にはなりませんでした。
ここまで長々と私の文章を見ていただきありがとうございました。先ほど1年目は故障ばかりと書きましたが、現在では足の痛みもなくそこそこ順調に練習ができています。(と、思っています。)立教新座高校初、異文化コミュニケーション学部初の箱根駅伝出走に向けてこれからも練習を頑張りますので引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。