今回は工藤羽流(スポーツウエルネス・1年)のブログです。
ペース感覚に優れ、練習では自らリズムを作ることができ、常に安定した走りが強みの工藤選手。
穏やかな人柄と優しい笑顔で、チームを明るくしてくれます。
今後の活躍にぜひご注目ください!
ブログをご覧の皆様、こんにちは。スポーツウエルネス学部スポーツウエルネス学科1年の工藤羽流です。日頃より立教大学男子駅伝チームへの多大なるご支援とご声援を賜り、誠にありがとうございます。そして、先日の箱根駅伝予選会、全日本大学駅伝では多くの応援をいただき、本当にありがとうございました。
今回は、初回ということで私の陸上人生と地元の紹介を書かせて頂きます。拙い文章になると思いますが、最後までお読みいただけると幸いです。
私の出身は京都府です。京都といえばお寺や神社などの観光地を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。私も今回は地元自慢をしようと考えていましたが、実際に住んでいると観光をしようとはならないもので、あの有名な金閣寺も本物は見たことがありません。しかし、そんな中でも一つ私の”推し寺”があります。それは銀閣寺です。銀閣寺はとても落ち着いた雰囲気が特徴で一歩足を踏み入れると静謐で神秘的な世界が広がっています。初めて訪れたのは小学生の頃でしたが、ガキんちょながらに“趣”を感じたことを今でも鮮明に覚えています。皆さんも京都にお越しになる機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。
私が陸上競技に出会ったのは小学5年生の頃です。小学校で開催される持久走大会の練習でクラス一位になれたことが嬉しくて、陸上部に入りました。肝心の本番では他クラスの子にボコボコに負けましたが……。そこから進んだ先も陸上に力を注いでいる中学校で、走るたびに自己ベストを更新してどんどん陸上に夢中になっていきました。そして、3年生の頃には入学時には夢にも思っていなかった全国大会にも出場することができ、ありがたいことに地元の強豪校の洛南高校からお声がけを頂きました。強い先輩方への憧れや、地元京都で行われる都大路を走りたいという思いから洛南高校への進学を決意しました。
しかし、高校では中学のようには上手くいかず、坊主頭での3年間は苦労した時間の方が多いものとなりました。なかなか思い通りの結果を出すことができず、最後の一年も最大の目標であった都大路を走ることはできませんでした。しかし、トライアンドエラーを繰り返す中で得た経験は今の自分を支える大きな糧となりました。あと、ここでのプチ自慢は大きな怪我を一回もしなかった事と、一回も散髪屋さんに行かなかった事です。
都大路を走れなかった分まで箱根を走ってあの時届かなかった思いを晴らしたいという思いと、陸上を始めた頃からの憧れの箱根路を走るために立教大学で競技を続けることを決意しました。
入学当初は初の寮生活で慣れない部分も多くありましたが、今では個性豊かな同級生のお陰で毎日楽しく過ごせています。上半期はなかなか調子を上げることができず、苦労しましたが、夏合宿を終えて、練習や試合でも少しずつ手応えを感じるようになってきました。強い先輩方にはまだまだ敵いませんが必死に食らいつき、結果でチームに貢献できるよう頑張っていきます。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも立教大学男子駅伝チームへのご声援、よろしくお願いします。

