今回は富田翔選手(映像身体・4年)のブログです。ついにラストイヤーとなった富田選手。昨年は「ターニングポイント」について綴ってくれました。毎年楽しませてもらっていた富田選手のブログも最後となり少し寂しいですが、ぜひ最後までお読みください。
こんにちは。4年生になりました富田翔です。これが最後のブログになります。今まで大変お世話になりました。
昨年は大変なことが多くあり、ブログも緊急停止しておりましたが、こうしてまた駅伝部ブログが再発進したこと、大変嬉しく感じております。チームとしては難しい局面を箱根駅伝14位という堂々たる結果で乗り越え、現在は世代交代、新監督就任といった「転機」を迎えています。
私は現在部活を1ヶ月間休部し、治療期間を過ごしております。理由としては、腰椎分離滑り症により、陸上競技以前に日常生活に支障が出ているからです。2年次の3月から痛みを抱えながら活動し、その後も半年以上の休養とリハビリを乗り越え、年明けに箱根の勢いのままラストイヤーに燃えていました。しかし今年2月に状態が悪化し、一時は歩くこと、朝起き上がることも困難になりました。現在は「日常」をおくれていますが、手術も検討するほどでした。これをきっかけに今後選手としてシューズに足を通すことはなくなりました。現在は、休養中に今後、マネージャーに転向するか、他の選択肢を選ぶのか、という転機に立たされているわけですが、どちらにせよ悔いなき選択をしようと思っているところです。なので、今回はそんな「転機」に関して、綴ります。
これまで私は多くの転機を迎え現在に至っています。転機というものは「挑戦」であると考えていて、これまでの全ての挑戦が転機であります。正直、私の挑戦のほとんどは成功と言えるものではありませんでした。中学では全中を1秒で逃し、高校では都駅伝は走るも都大路は走れず。また大学では怪我が続き、いいところまで行っても最後は調子があわずと成功はなかったです。ですが、これらの転機は結果的に今の自分自身の強みや経験として培われ、今後の人生にもプラスに働いていくでしょう。実際、現在の就職活動では、これまでの自分の挑戦が陸上での結果に直接繋がることは少なかったものの、その転機を通してできた今の自分で勝負ができました。
ここまで綴ったように、全ての挑戦が人生の転機となります。そこで私がお伝えしたいのは、たとえ、今の挑戦がその領域で成功しない、納得のいく形にならない、上手くいかないことがあっても、別の領域や今後の人生で必ず糧になるということです。なので、今悩んでいる人は今できる最大限の選択と最大限の努力をし、「あの時頑張ってよかった」と胸を張って言えるようにしてほしいです。また、自分の転機を後の自分が「正解の道」にできるように今を精一杯頑張り、自分自身の望む人生を歩んでほしいと思いますし、私も「正解の道」を歩めるよう頑張っていきます。
最後まで読んで下さった方、非常に感謝しています。今後とも、立教大学駅伝チームの応援とご支援の程よろしくお願い致します。
次回は松尾宥汰選手(経営・2年)のブログです。是非お読みください。